1年間の集大成である戦いが幕を開ける。12月14日から3日間にわたり、団体戦である全日本大学対抗選手権(インカレ)が行われる。昨年度は4位に終わった明大。今年度もより上位を目指し戦い抜く。   本特集では出場メンバーから…

1年間の集大成である戦いが幕を開ける。12月14日から3日間にわたり、団体戦である全日本大学対抗選手権(インカレ)が行われる。昨年度は4位に終わった明大。今年度もより上位を目指し戦い抜く。

   本特集では出場メンバーから意気込みなどを2回に分けて取り上げます。第2回は佐藤右規主将(政経4=宇佐)、佐藤匠(政経4=宮城農)、錦織亮(政経4=米子工)、古山翔太(政経3=金足農)ら4人の座談会をお届けします。(この取材は11月24日に行われたものです)


――コンディションはいかがですか。 

佐藤右 調子いいです。

錦 織 ケガとかもあって少し悪いです。

佐藤匠 今年は結構ケガが多くて。3週間くらい前にやっとぎっくり腰が治ったんですけど練習を再開してあまり経っていないのでまだ分からないですね。インカレには間に合うと思うので頑張ります。

古 山 徐々に良くなってきて、調子がいい時の重量に戻ってきた感じがします。

――インカレは団体戦ということで独特の緊張などはありますか。 

佐藤右 ありますね。

佐藤匠 普段は挙げても挙げなくても自分にしか関わってこないですけど、インカレは1本の成功、失敗が全体に響くので、特別な緊張感というかプレッシャーがありますね。

――錦織選手と古山選手はインカレ初出場ですがいかがでしょうか。 

錦 織 この競技自体は個人技で団体として出場するというのは味わったことがないので、どうなるのか分からないです。

――初出場の2人にアドバイスはありますか。 

佐藤匠 練習の時から、これは絶対取れるという自信が持てるような重量の触り方をしとけば大丈夫だと思うので。そこだけ考えて練習しとけばいいかなと思います。

――4年生にとっては最後の試合となります。 

佐藤右 夏が終わってからはあっという間だったので、残り少ないですけど悔いのないように頑張りたいです。

――古山選手は3年生になっていかがですか。 

古 山 1、2年生の時は練習面も生活面も大変なことが多くて、4年間は長いなと思っていたんですけど、3年生になってからは時が過ぎるのが早くて。もうすぐ自分たちの代になるのでほんとにあっという間だなと思っています。

――注目している後輩はどなたでしょうか。

錦 織 彼(古山)なんてどうでしょうか。3年で唯一インカレに出ますし、来年頑張ってほしいなと思いますね。 

古 山 いやいや(笑)。最近だと、志村(優人・政経1=埼玉栄)とかじゃないですか。

佐藤右 同じプラットなんですけど、結構最近調子がいいので。「おお、こいつやってくるな」という感じです。将来的には期待できます。

――佐藤右選手はどんな主将ですか。 

古 山 なにがあっても場の雰囲気を明るくしてくれる人です。

錦 織 あんまり信じちゃダメかもしれない。

一 同 (笑)

――同期から見ていかがですか。 

錦 織 この顔から見ても分かるように馬鹿っぽさがいい感じで、周りを盛り上げてくれるので。 

佐藤右 馬鹿にしてんの? 

一 同 (笑) 

錦 織 過去の主将とは一味違う主将かもしれないですね。 

佐藤匠 練習中、ケガが痛くても我慢してやっているので、みんなの見本というか、うまく引っ張っていってくれてると思います。

佐藤右 そういうのが欲しかった。

――主将として、同期と1年間やってきていかがでしたか。 

佐藤右 それはもう、たくさん感謝してます。自分一人で辛いこととか、相談に乗ってくれたので。そういう部分では助けられてるなと思いますね。 

――インカレに向けて意気込みをお願いします。 

古 山 しっかりと目標順位に入って、明治大学に貢献したいです。あとは、唯一の3年生なので、3年生としての立場で仕事ができたらいいなと思っています。

錦 織 自分の階級だとライバルが多くて、競ることがあるので1本1本成功率を高めることが順位にもインカレの点数にもつながると思うので、日々の練習でも成功率を重視しながら練習して、いいものを残せるように、最後の晴れ舞台なので頑張りたいと思います。

佐藤匠 去年も出場して、大体気持ちの持っていき方とかは分かっていると思うので、それをうまく生かして、部や大学に貢献できたらなと思います。あとは、出られない人の分まで、最後まで頑張りたいと思いますし、6本成功できればそれが全員分頑張ったことになるかなとは思うので、6本成功をして表彰台に登れるように頑張りたいと思います。 

佐藤右 学生最後の大会なので自分自身も悔いがないように表彰台に立てるようにしたいですし、明治大学の代表として出るので、団体という部分にもこだわっていって、去年より点数を上回れるように頑張りたいと思います。

  

――ありがとうございました。

[高野夕]

   次回はインカレ展望記事をお届けします。アップは明日、12月13日(木)です。お楽しみに!