2度のグランドスラム優勝を誇る、女子元世界1位のアメリー・モレスモー(フランス)。モレスモーはルカ・プイユ(フランス)のコーチを務めるため、「デビスカップ」フランス代表監督就任を辞退したとFFT(フランステニス連盟)が発表した。プイユのコー…

2度のグランドスラム優勝を誇る、女子元世界1位のアメリー・モレスモー(フランス)。モレスモーはルカ・プイユ(フランス)のコーチを務めるため、「デビスカップ」フランス代表監督就任を辞退したとFFT(フランステニス連盟)が発表した。

プイユのコーチとしての新たな役割に専念するため、代表監督は務めないという決断を出したモレスモー。過去には、2014年6月から2016年5月までの約2年間、アンディ・マレー(イギリス)のコーチを務めたことも。当時マレーは、男子のトップ選手としては初となる元女子選手のコーチをつけたことで注目されていた。

今シーズン11月に行われた男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」決勝、フランス対クロアチア。1勝3敗でクロアチアに敗れた後、フランスのヤニック・ノア(フランス)は監督の座を退いた。6月時点では、その座はモレスモ―に引き継がれると発表されていたが、FFTは12月6日、2020年東京オリンピックでもナショナルチームの監督を務めることとなる新たな監督を探していると発表した。

モレスモーをコーチとして迎えるプイユは「モレスモーにコーチを務めてもらえるということ、本当に嬉しいです!自分の目標を達成するための助けとなる経験とスキルを、モレスモ―は兼ね備えています。一緒に大きな成功を掴むことができると確信しています」と自身のTwitterに投稿した。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真はモレスモー

(AP Photo/Elise Amendola)