フリースタイルの試合が行われた大会2日目。65キロ級の斎藤一樹(文2=鹿屋中央)が3位入賞を果たした。大会1週間前まで体調を崩し、調整不足が不安視されたものの、春季に続く表彰台入りとなった。 ◆11・26~27 東日…
フリースタイルの試合が行われた大会2日目。65キロ級の斎藤一樹(文2=鹿屋中央)が3位入賞を果たした。大会1週間前まで体調を崩し、調整不足が不安視されたものの、春季に続く表彰台入りとなった。
◆11・26~27 東日本学生秋季新人選手権(駒沢屋内球技場)
[フリースタイル]
▼57キロ級
松尾――2回戦敗退
加藤――棄権
庄司――棄権
▼65キロ級
斎藤――3位
岩﨑――2回戦敗退
竹沢――1回戦敗退
▼74キロ級
金子――ベスト8
佐々木延――1回戦敗退
▼86キロ級
土橋――ベスト8
▼92キロ級
道免――3位
▼97キロ級
鈴木――ベスト8
3位入賞ながら納得のいく結果ではなかった。春季の新人戦では準優勝に輝いた斎藤。期待がかかる一方で、仕上がりは万全ではなかった。11月11日に行われた全日本大学選手権から体調を崩し、満足に練習できず。「体が全然動かなかった」と初戦は3―2での勝利と苦しい立ち上がり。準決勝まで勝ち進むも、逆井琉偉(日大)相手に「力の差を実感した」。開始20秒、場外で先制されるとその後も好機を演出することができず。完封負けを喫した。 今大会明大からフリースタイルで出場した11人のうち、最高順位となる3位という結果にも「優勝を目指していたので悔しい」と一言。優勝も狙える実力があっただけに、口惜しい結果となった。
もう〝新人〟ではない。昨年度に入部した2年生も、来年度からは上級生。付いていく立場から部をけん引していく立場となる。「試合でも成績を残してチームを勢いづかせる存在になりたい」(斎藤)。新たな出発に向けさらなる実力を蓄えていく。
[長沼遼太]
試合後のコメント
斎藤
――今日の試合を振り返ってみていかがですか。
「先週まで体調を崩していて、あまり練習もできていなくて、初戦から体が全然動かなくてけっこう危ない試合をしてしまいました。準決勝は実力がはっきりでたかなと思います」
――春に続いての表彰台入りです。
「表彰台に入れたのはうれしいですけど、優勝を目指していたので悔しいですね」
――準決勝の敗因は何だと思いますか。
「もともと力の差があるというのもあるんですけど、技術面でただ負けたって感じです」
――上級生となりますが意気込みをお願いします。
「試合でも成績残して、みんなに頼られるというかみんなを勢い付かせるような存在になりたいです」