男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会7日目。準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、同大会2011年以来7度目の優勝に…

男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会7日目。準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、同大会2011年以来7度目の優勝に向け、決勝進出はならなかった。試合後にフェデラーは「いくつかの意味で歴史的なシーズンだった」と今シーズンを振り返った。

ATP公式サイトによると試合後にフェデラーは「37歳でまだ十分に競技できること、テニスをして幸せを感じられることを誇りに思う」「いくつかの意味で歴史的なシーズンだった。世界1位に返り咲けたし、それは私の人生ですごく大きな意味を持っている」と振り返った。フェデラーは今年2月には約5年ぶりに世界1位に返り咲くなど充実したシーズンだった。

続けてフェデラーは「かつて、ピート・サンプラス(アメリカ)は『グランドスラムで優勝すれば、いいシーズンだ』と言っていた。僕は、再びオーストラリアでとてもいいプレーができた」と話した。

そう話すフェデラーは今シーズン、1月の「全豪オープン」で2連覇を果たし、グランドスラムにおいて20個目のタイトルを獲得。その後、10月の地元大会「ATP500 バーゼル」では同大会2年連続9度目の優勝。そしてキャリア通算99個目のタイトル獲得となった。

「次のシーズンにワクワクしている」と話したフェデラー。2019年シーズンも通算100個目のタイトル獲得、そして更なる高みを目指し、活躍する姿に期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのフェデラー

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)