下部大会の「兵庫ノアチャレンジャー2018」の男子シングルス準決勝で綿貫陽介(日本/日清食品)に敗れた西岡良仁(日本/ミキハウス)が自身のTwitterで2018年シーズンの終了を報告した。試合については「モヤモヤが残る最後の試合でした」と…

下部大会の「兵庫ノアチャレンジャー2018」の男子シングルス準決勝で綿貫陽介(日本/日清食品)に敗れた西岡良仁(日本/ミキハウス)が自身のTwitterで2018年シーズンの終了を報告した。

試合については「モヤモヤが残る最後の試合でした」としながらも、「一年を通して見れば復帰した年に70位台まで戻し、ツアー初優勝もして怪我なく一年終えれた事を幸せに思います。良い一年だった!」と喜びの声をあげた。

2017年3月に左膝の前十字靭帯を損傷し、その後ツアーを長期離脱していた西岡は、多くの試合を経験しながら復帰を果たしてきた。5月の「全仏オープン」ではフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と4時間22分の死闘を繰り広げ、フランスのレキップ紙に取り上げられるということもあった。

そして9月には「ATP250 深セン」の男子シングルスで自身初となるタイトルを獲得し、日本人男子5人目となる快挙を成し遂げた。

今年の4月には世界ランキングを380位まで落としたが、11月12日付のランキングでは80位まで順位を戻した西岡。Twitterの最後には「もうテニスを忘れて二週間半程オフを満喫してきたいと思います」と、激動の1年だったことを思わせるコメントを寄せた。

そして最後にファンに向けて「今年も沢山のサポートをありがとうございました!また来年」と感謝の言葉を述べた。順調に復帰を果たした西岡の、さらなる活躍に期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」での西岡

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)