男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会6日…
男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会6日目、グループステージ「グーガ・クエルテン」第3戦で対戦したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とジョン・イズナー(アメリカ)。試合は7-6(5)、6-3でズベレフが勝利したが、試合中に仲の良い二人ならではの場面が見られ、会場が沸いた。
その場面が見られたのは、第2セットの第3ゲーム。ズベレフが40-0とサービスキープまであと1ポイントとしたところで、ズベレフのサーブがセンターラインギリギリのところに落ち、線審からフォルトの声が上がった。
すぐさまチャレンジを申請したズベレフは、入っているだろうとネット際に寄って自身の目でも確認していたが、対するイズナーが「入っているよ」と言わんばかりにラインを指さして笑いながらズベレフに歩み寄り、ネット越しに笑顔で握手をしてそのままベンチに向かおうとした。
このイズナーの紳士的な行動には会場から大きな拍手が湧き起こった。また、実際のチャレンジシステムで確認してもズベレフのボールはラインにかかっており、ズベレフがこのゲームをキープした。
映像を確認した両者がお互いにベンチに戻る際も笑顔で何かを話し、ズベレフがイズナーの背中をポンと叩いていた。また、ベンチに戻ったズベレフはまだその余韻が残っていたのか、チラッとイズナーのベンチを見ながら思わず笑みをこぼしていた。
両者の年齢はズベレフが21歳でイズナーが33歳と12歳離れているが、普段からフロリダにあるサドルブルック・テニスアカデミーで練習をともにするなど仲が良いという二人。シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」という緊迫する大舞台で見られた心和むシーンとなった。(テニスデイリー編集部)
※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのズベレフ(左)とイズナー(右)
(photo by Hongbo Chen/Action Plus via Getty Images)