11月13日、男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)大会3日目。男子シングルス「レイトン・ヒューイット」第2戦、男子ダブルス「ロドラ/サントロ」第2戦が行われた。シング…

11月13日、男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)大会3日目。男子シングルス「レイトン・ヒューイット」第2戦、男子ダブルス「ロドラ/サントロ」第2戦が行われた。

シングルスでは、世界9位の錦織圭(日本/日清食品)が世界6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に0-6、1-6で敗れた。

この試合錦織はファーストサービスの成功率45%、ファーストサービスでのポイント獲得率50%とサービスで優位に立てず。またアンフォーストエラーの数も24本に及んだ。ATP公式サイトによると、錦織は試合後「なぜ今日は上手くプレーできなかったのか全くわからない。今日はボールの感覚が良くなく、多くのミスをしてしまった。自分の日じゃなかった」と話した。

また次戦、ドミニク・ティーム(オーストリア)との試合に向けて「厳しい戦いになると確信している。確実にレベルを上げなければならない。今日はひどい試合だった。明日は良い練習ができることを願っている」と意気込みを語った。

一方、世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)は世界8位のティームに6-2、6-3とストレートで勝利。グループリーグ1勝1敗で決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。

この試合フェデラーはブレークポイントを握られることなく、ティームに圧勝。試合後のインタビューで「簡単な試合は1つもないけれど、今日の試合はとても良いプレーができた。勝てて幸せだ」とフェデラーは語った。

第3戦では、錦織とティーム、フェデラーとアンダーソンがそれぞれ対戦する。

■グループ「レイトン・ヒューイット」第2戦までの戦績

[2]ロジャー・フェデラー(スイス) 1勝1敗

[4]ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 2勝0敗

[6]ドミニク・ティーム(オーストリア) 0勝2敗

[7]錦織圭(日本/日清食品) 1勝1敗

ダブルスでは、ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)がグループステージで2連勝し、第2戦終了時点で決勝トーナメント進出が決まった。

同大会には、1年の終わりに年間獲得ポイントの高い上位8人(ダブルスは8組)が出場。4人(4組)ずつ2つのグループに分かれ総当たりで戦い、上位2人(2組)ずつが決勝トーナメントに進むというルールだ。◇   ◇   ◇

【11月13日 試合結果】

◆男子シングルス グループステージ「レイトン・ヒューイット」 第2戦

〇[4]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)6-0、6-1 ●[7]錦織圭(日本/日清食品)

〇[2]ロジャー・フェデラー(スイス)6-2、6-3 ●[6]ドミニク・ティーム(オーストリア)

◆男子ダブルス グループステージ「ロドラ/サントロ」 第2戦

〇[4]ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)6-4、6-3 ●[2]フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)

〇[6]レイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)7-6(5)、7-6(5) ●[7]ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/アレクサンダー・ペヤ(オーストリア)(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」での錦織

(Photo by Fred Lee/Getty Images)