大坂なおみ(日本/日清食品)にとって、2018年シーズンは大きな節目になったには違いない。大坂はグランドスラムでの優勝など非常に高いパフォーマンスのシーズンを「クレイジーな1年だった」と振り返った。大坂は今年、3月の「BNPパリバ・オープン…

大坂なおみ(日本/日清食品)にとって、2018年シーズンは大きな節目になったには違いない。大坂はグランドスラムでの優勝など非常に高いパフォーマンスのシーズンを「クレイジーな1年だった」と振り返った。

大坂は今年、3月の「BNPパリバ・オープン」で優勝したほか、「全米オープン」で優勝し日本人初となるグランドスラムのタイトルホルダーになった。

ほかにも、世界ランキングでは、日本人女子で歴代最高タイの4位にも大坂はランクイン。伊達公子さんに並ぶ順位で、自己ベストも大幅に更新した。

また自身初となる「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」にも出場し、涙の途中棄権で締めくくらざるを得なかったものの、大坂は実力を見せてきた。

今回、大坂はTwitterへの投稿で「2018年はクレイジーな1年だった。何かと波があり新たな感情を抑えきれなかった」「毎年経験を積んで勉強しながら成長したい」とも記した。

ほかにも、「正直私は恵まれてる、みんなに熱い声援を頂いて本当に有難いなと思ってます。出来ればこうして成長していきたいです」などとも続けており、大坂のさらに前進しようとする姿勢も垣間見えた。

目覚ましい勢いで躍動した今シーズンを糧に、オフシーズンでの休養を取り万全な状態になった大坂の2019年シーズンでのさらなる活躍に期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」での大坂なおみ

(Photo by Suhaimi Abdullah/Getty Images)