日本時間6日、ラファエル・ナダル(スペイン)が年間上位8選手で競うツアー最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)を欠場することを、ATP(男子プロテニス協会)が発表した。ナダ…

日本時間6日、ラファエル・ナダル(スペイン)が年間上位8選手で競うツアー最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)を欠場することを、ATP(男子プロテニス協会)が発表した。

ナダルは「全米オープン」準決勝で、膝の故障を理由に途中棄権。先週の「ATP1000 パリ」での復帰を予定していたが、この大会も腹筋の故障で急遽欠場していた。BBCによると、まだ痛みがありオフシーズンにかかるこの期間を利用して、以前から問題を抱えていた足首の手術も受けるという。

これでナダルの今シーズンは終了。今シーズンは45勝4敗、「全仏オープン」を含む5つのタイトルを獲得したものの、出場したのはわずか9大会だった。

ナダルは「今年は複雑な年だった。試合に出られるときはハイレベルのプレーができたが、怪我に関してはとても悪かった」と振り返っている。オフシーズンで回復し、来シーズンは1月の「全豪オープン」で元気いっぱいのプレーを見せてくれることに期待したい。

また欠場したナダルに代わって、「Nitto ATPファイナルズ」にはジョン・イズナー(アメリカ)が繰り上がりで出場することになる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」での記者会見のナダル

(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)