昨年初めて開催された「Next Gen ATP ファイナルズ」(イタリア・ミラノ/11月6~10日/室内ハードコート)。そのシングルスの今年の組み合わせが発表された。今後テニス界を背負うとされる、21歳以下の年間獲得ポイント上位が顔を揃える…

昨年初めて開催された「Next Gen ATP ファイナルズ」(イタリア・ミラノ/11月6~10日/室内ハードコート)。そのシングルスの今年の組み合わせが発表された。今後テニス界を背負うとされる、21歳以下の年間獲得ポイント上位が顔を揃える。

同大会は、1年の終わりにレースランキング上位7名と主催者推薦による1名の計8名で優勝を争う。男子ツアー最終戦として、年間上位8選手で競い合う「Nitto ATPファイナルズ」と同様に4人ずつのグループに分かれ総当たりで戦い、上位2人ずつが決勝トーナメントに進むというルールだ。それぞれのグループのメンバーは次の通り。

■グループA

[1]ステファノス・チチパス(ギリシャ):世界ランキング(シングルス)15位

[3]フランシス・ティアフォー(アメリカ):世界40位

[6]ホベルト・ホルカシュ(ポーランド):世界85位

[7]ジャウメ・ムナール(スペイン):世界76位

■グループB

[2]アレックス・デミノー(オーストラリア):世界31位

[4]テイラー・フリッツ(アメリカ):世界47位

[5]アンドレイ・ルブレフ(ロシア):世界68位

[8/WC]Liam Caruana(イタリア):世界622位

初開催となった前年はチョン・ヒョン(韓国)が決勝で、現在世界68位のルブレフを破って初代王者となっていた。

そして、今大会1日目はグループAで第1シードのチチパスが第7シードのムナールと、第3シードのティアフォーが第6シードのホルカシュと対戦。グループBでは第2シードのデミノーが第8シードでワイルドカード(主催者推薦枠)のCaruanaと、第4シードのフリッツは第5シードのルブレフとそれぞれ初戦で対戦することになった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バーゼル」でのチチパス

(photo by David Emm/Action Plus via Getty Images)