「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)に第3シードで出場したロジャー・フェデラー(スイス)は準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6(6)-7、7-5、6(3)-7で敗退。「後悔はある」と…

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)に第3シードで出場したロジャー・フェデラー(スイス)は準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6(6)-7、7-5、6(3)-7で敗退。「後悔はある」としながらも好調のジョコビッチとの準決勝まで勝ち上がった大会に、フェデラー自身は満足を示した。

フェデラーとジョコビッチは過去に46回対戦しており、フェデラーは22勝24敗での対戦となった。同選手にとっては負け越しを減らすチャンスだったが、叶わなかった形だ。

ジョコビッチとの準決勝についてフェデラーは「明らかにいくらかの後悔がある」と話した一方で「総じていい大会だった。振り返ってパリに来た甲斐があったと思う。いいテニスを出来た」「準決勝まで進めて満足できている」とも総括して見せた。

またフェデラーによれば、対戦相手となったジョコビッチは好調でサービスを非常に上手く守り、フェデラー自身も上手くサービスゲームをプレーしたものの、最後には数少ない違いが勝敗を分けたという。

現状では、フェデラーは「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11日~18日/室内ハードコート)にも出場する予定。

同大会に向けてフェデラーは「休息し、ロンドンでの大会に備えるのを楽しみにしている」「トップ10を相手に最初から試合をする。単純ではない」と指摘した上で、「身体は快調で心はタフで、それもいいことだ」とコメントし、シーズン最終戦に向けて前向きな姿勢を示した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」でのロジャー・フェデラー

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)