「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)をストレートで下したロジャー・フェデラー(スイス)。準決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。…

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)をストレートで下したロジャー・フェデラー(スイス)。準決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

ATP公式サイトによると、フェデラーは錦織との準々決勝を振り返り「2セットともブレークされず、一貫してとても安定したプレーをする。そして、ひたすら堅実なプレーをすることが僕にとってはとても重要だったし、今日はそれがすごくいい感じにできたと思う」と話した。

「圭はテニス界で最高のリターンをする選手の一人だから、自分のサービスゲームで圭に付け入る隙をあまり頻繁に与えると、痛い目に遭うことになる」

そう警戒していたフェデラー、この試合ファーストサービスが入る確率は52%だったが、入るとわずか1ポイントしか落とさなかった。第1セットにフェデラーの5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セットでは、30-40とブレークバックのピンチがあったが、そこから3ポイント連取し要所をしっかりと締めた。

「僕はそれを避けることができたし、ストレートで勝つのはいつだっていいことだ。明日や来週のためにエネルギーを温存できるだけでなく、自分のテニス人生にとっても。だから試合を早く終わらせられれば、それだけ成功できるんだ」

フェデラーにとって、キャリア通算100個目のタイトルがかかる今大会。次戦は日本時間の4日0時30分頃、最大のライバルの一人であるジョコビッチとの準決勝を迎える。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」でのフェデラー

(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)