「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の男子シングルスで決勝進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。決勝では第2シードで世界8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦予定だ。ATP公式…

「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の男子シングルスで決勝進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。決勝では第2シードで世界8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦予定だ。

ATP公式サイトによると、錦織は準決勝後に「優勝できない状態を終わらせるために、挑戦し続ける必要があります。ウィーンの決勝は初めてなので、試合を楽しんで、優勝できることを願っています」と話した。

そう話す錦織は今シーズン、4月の「ATP1000 モンテカルロ」、10月の「楽天ジャパンオープン」に続き3度目の決勝進出となる。また「楽天ジャパンオープン」決勝後には「十分すぎる一年ではあるので、さっきはショックでしたけど、気持ちを切り替えなきゃいけない。残り数大会あるので楽しんでいいテニスをしたい」と前向きに語った錦織。今大会、再び決勝の舞台に戻ってきた。

錦織は現在ATPワールドツアーで決勝8連敗中だが、この流れを断ち切り、2年8ヶ月ぶりの優勝を飾ることが期待される。

そして、シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた熾烈な争いも終盤に入ってきており、現在ドミニク・ティーム(オーストリア)が出場圏内の8位、ジョン・イズナー(アメリカ)が9位、錦織が10位と続いている。

「ATP500 ウィーン」で初出場初優勝、そして2年8ヶ月ぶりの優勝なるか。アンダーソンとの決勝戦は日本時間28日22時に開始予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)