錦織圭(日本/日清食品)が現地の10月26日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で第1シードで世界ランキング7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦。試合は…

錦織圭(日本/日清食品)が現地の10月26日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で第1シードで世界ランキング7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦。試合は日本時間26日21時30分に開始予定だ。

現在世界11位で、トップ10復帰まであと一歩と迫った錦織。今シーズン「ATP1000 モンテカルロ」で準優勝、「ウィンブルドン」でベスト8、「全米オープン」ではベスト4進出を果たしている。

一方、対戦相手のティームは力強い片手バックハンドが特徴で、フォア、バックとも大きなフォームで強烈なスピンをかける。今季ツアータイトルは3個で、直近は9月の「サンクトペテルブルク・オープン」で優勝を飾っている。

錦織とティームは過去に3度対戦しており、錦織の2勝1敗。直近の対戦である今年の「全仏オープン」では、セットカウント1-3で錦織が敗れている。またハードコートでの対戦は今回が初となる。

そして、シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた熾烈な争いも終盤に入ってきており、現在ティームが出場圏内の8位、ジョン・イズナー(アメリカ)が9位、錦織が10位と続いている。

準々決勝で錦織がティームを破ることができれば週明けに発表されるレースランキングで、イズナーを再び抜くことになる。ティームとの対戦について「タフな相手なのでしっかり準備して頑張りたいと思います」と意気込みを話した錦織。最終戦の出場権獲得を争うライバルとの直接対決で見事勝利を飾れるか。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)