大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の10月26日、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)グループステージ「レッドグループ」第3戦で、世界ランキング9位のキキ・バーテンズ(オ…

大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の10月26日、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)グループステージ「レッドグループ」第3戦で、世界ランキング9位のキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。試合は日本時間26日17時に開始予定。

WTAファイナルズ初出場の大坂は現在世界ランキング4位。今シーズンは、3月の「BNPパリバ・オープン」で自身初のツアー優勝、「全米オープン」では見事日本人初のグランドスラムシングルス優勝を成し遂げた。

一方のバーテンズは今季3個のツアータイトルを獲得。直近の優勝は9月に行われた「韓国オープン」となっている。なお、現在の世界ランキング9位はキャリア最高。

また大坂とバーテンズは過去1度、2016年にメキシコの大会「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」で対戦していて、その時は大坂がストレートで勝利していた。

そして「レッドグループ」で2連敗となっている大坂は、グループステージ敗退の危機に陥ったが、第3戦で決勝トーナメント進出への望みをかける。大坂が決勝トーナメントに進出するには第3戦で勝利、そして世界6位スローン・スティーブンス(アメリカ)の勝利が最低条件となる。

第2戦試合後には「私がひどく勝ちを望んでいる時は、感情的になり始めているしほとんど自分をコントロールできていません。 いつも勝てる時は自分をコントロールできている時なので、その部分をより良くしようとしています」と課題を語った大坂。

大坂には様々なプレッシャーがかかっているであろう状況ではあるが第3戦では「全米オープン」で見せくれたような力強いプレーを期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定。◇   ◇   ◇

■「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」のルール

1年の終わりに年間獲得ポイントの高い上位8人が出場。4人ずつ「レッドグループ」「ホワイトグループ」の2つに分かれて総当たりで戦うグループステージを行い、上位2人ずつが決勝トーナメントに進む。

■レッドグループ

[1]アンジェリック・ケルバー(ドイツ)1勝1敗

[3]大坂なおみ(日本/日清食品)0勝2敗

[5]スローン・スティーブンス(アメリカ)2勝0敗

[8]キキ・バーテンズ(オランダ)1勝1敗

■ホワイトグループ

[2]カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)1勝2敗

[4]ペトラ・クビトバ(チェコ)0勝3敗

[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)3勝0敗

[7]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)2勝1敗(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」での大坂なおみ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)