「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)で準々決勝進出を決めた錦織圭(日本/日清食品)。2回戦では過去2連敗中だった(2017年「ATP500 ハレ」での錦織の途中棄権も含む)相手、世界ラン…

「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)で準々決勝進出を決めた錦織圭(日本/日清食品)。2回戦では過去2連敗中だった(2017年「ATP500 ハレ」での錦織の途中棄権も含む)相手、世界ランキング19位のカレン・ハチャノフ(ロシア)を見事な試合展開で破った。

そんな錦織は自身の公式アプリに、試合後の動画を公開。

「みなさん応援ありがとうございました。今日もヴィエナ(大会開催地のウィーン)2回戦勝つことができ、明日準々決勝です。明日はティーム、タフな相手なのでしっかり準備して頑張りたいと思います」と次戦に向けての意気込みを話した。

錦織が準々決勝で対戦するのは、今大会第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)。

ティームはツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンでは現在8位。一方の錦織は現在10位で、準々決勝はレース争いでも直接対決となる注目の一戦だ。

また、レース・トゥ・ロンドンで現在9位につけている第4シードのジョン・イズナー(アメリカ)が、2回戦でガエル・モンフィス(フランス)に敗れて敗退。もし錦織がティームに勝利すると、レース・トゥ・ロンドンでイズナーを抜いて9位に再浮上する。

今大会の大一番を迎える錦織、準々決勝での活躍にも大いに期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)