間寛平、初めてのバスケットボール観戦を堪能10月4日(木)、間寛平、麒麟・田村が福井県に趣き、福井国体を視察。バスケットボールの試合とともに、同じ会場で行われた車椅子バスケットボールのエキシビジョンマッチも観戦。さらに車椅子バスケットボール…

間寛平、初めてのバスケットボール観戦を堪能

10月4日(木)、間寛平、麒麟・田村が福井県に趣き、福井国体を視察。バスケットボールの試合とともに、同じ会場で行われた車椅子バスケットボールのエキシビジョンマッチも観戦。さらに車椅子バスケットボールを実際に体験しました。

2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックは、「オリパラ」の呼称が広く用いられ、エンブレムやマスコットも一体で展開、開会式・閉会式を起承転結の四部作で作成する計画など、オリパラ融合の様々な取り組みが行われています。そんな中、福井県では9月29日(土)から10月9日(火)に福井国体(福井しあわせ元気国体)、そして10月13日(土)~15日(月)には障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)を開催。この福井国体・障スポでも「融合」をテーマに、10月7日(日)~8日(月・祝)の国体期間中に、史上初めて障スポ競技である車椅子バスケットボールが行われます。

10月4日(木)には、車椅子バスケットボールのエキシビションゲームが開催され、間寛平と麒麟・田村が視察に訪れました。

まずは、福井県営体育館で行われていた少年男子バスケットボールの準決勝を観戦した2人。福井県住みます芸人の飯めしあがれこにお、坂井市専属住みます芸人のライオン大将軍・鳴海、玉村も駆けつけました。観戦するのは京都vs愛知の試合。初めてバスケを見るという寛平は、試合が始まっていないのに「迫力あるなぁ」とひとボケ入れつつも、開始前からライオン大将軍の2人に説明を聞くなど、興味津々の様子。試合がスタートしてからは「おお!」「すごいなぁ」「うまい!」と声を上げ、初バスケット観戦を堪能していました。

田村はパンフレットで選手のプロフィールを確認するなど、さすがに慣れている様子。そして「あの子は1年生です」「今は学校の違う子が1人入ってます」などの情報を寛平に伝え、ルールについても的確に解説、一緒に観戦を楽しんでいました。

車椅子バスケットボールの激しさに驚きと感心

そのあと、車椅子バスケットボールのエキシビジョンマッチを引き続き観戦。今回、初めて国体期間中に障スポの競技が行われますが、これは国体と同じく障スポも盛り上がれば、という思いから実現したもの。同じ運動公園のなかで、国体と障スポが混ざり合って「融合」することで、多くの人に障スポのアピールができ、一般の方々にもっともっと浸透すればということで行われました。エキシビジョンマッチに参加した選手たちも、「車椅子スポーツが競技スポーツとして認められた」とこの試みに大いに賛同、競技スポーツと車椅子スポーツの垣根を無くすために力いっぱいのプレイを見せてくれました。コート上での激しいプレイの連続に、寛平、田村も「すごい!」「うまいなぁ」と大興奮。ナイスプレーには手を叩いて声援を送っていました。

続いては、ちもり体育館に場所を移して、車椅子バスケ体験です。車椅子バスケ体験で指導してくれるのは、先ほどのエキシビジョンマッチにも参加していた福井選抜チームのメンバー。車椅子の操作が肝心と話し、動かし方を順に説明していきます。選手たちからの「普段車とバスケ車の違いは?」という質問に、寛平が「色!」とボケて、笑いを誘うシーンも。質問の答えはタイヤがハの字についていること。こうすることで、転倒しにくい上、スピードが出しやすく、ターンもしやすいとのこと。ぶつかり合うこともあるので、バンパーより前に足を出さないといった注意事項も伝えられました。

そして動きの体験からスタート。まずは前身、そしてバック。寛平たちに車輪を左右同じ力で押すようにと声がかかります。寛平、田村は最初こそおっかなびっくりの様子でしたが、すぐに慣れたようで、くるくると車椅子を動かし始めました。選手が腰だけでターンするのを見た田村は、思わず「ずるい!」と叫び、笑いを誘います。次はコート内での鬼ごっこ。田村が鬼になりますが、見事90秒で寛平と住みます芸人の3人を捕まえると、体育館に拍手が起こりました。次は選手が30秒で全員を捕まえるということで、各自が懸命に逃げ回ります。ギリギリ捕まったり、なんとか逃げ切ったり、寛平も「おもしろい!」としっかり楽しんでいる様子です。

コート上の全員が笑顔になった車椅子バスケ体験

続いては、いよいよボールが登場。まずは2人1組で向かい合ってのパス、そして基本のシュート練習の後は、動きながら打つレイアップシュートです。田村はさすがのテクニックを披露。寛平も負けじとシュートを放ちますが、なかなかうまく入りません。住みます芸人の鳴海が転倒したことをきっかけに、起き上がり方のレクチャーも行われるなど、体験は充実の内容です。

最後は2チームに分かれて試合を開催。全員が最初とは比べものにならない動きを見せ、試合は白熱します。ゴール下で待ち受ける寛平にパスが通ると、体育館が歓声に包まれるシーンも。コート上にいる全員がとにかく笑顔で、あっという間にタイムアップを迎えました。

終了後の寛平は「おもしろい!」と車椅子バスケを満喫した様子。選手から「車椅子バスケを始めて、人生が楽しく変わった」というエピソードが話されると、拍手が起こるシーンも。最後は寛平がパラリンピックを楽しみにしていると話し、「一生懸命応援させてもらいます」と伝えると、今度は選手たちから拍手が起こりました。体験後は参加者たちと記念撮影。大いに盛り上がった車椅子バスケット体験は終了しました。

間寛平「東京パラリンピックにも行きたい」

囲み取材で寛平は、あらためてこんなにおもしろいと思わなかったとにっこり。初めて見た車椅子バスケについては、格闘技みたいだったと振り返りました。そして、選手たちから教えてもらった、倒れても起き上がること、一人では無理な時は助け合いながら起き上がるということに触れ、奥が深いと感心しきり。選手たちと実際にプレーした感想としては「みんなが前向き!」と、こちらにも感心した様子でしたが、唯一の心残りは、田村からボールを顔面にぶつけられたことと話し、笑いを誘います。

「目から火が出るってホンマや!」とグチると「すみません」と田村も恐縮。バスケ経験者の田村ですが、実際に車椅子バスケをやってみて「迫力ある」と脱帽。日本代表戦も見に行ったそうで、2020年にメダルを取ってもらえたらと期待を込めます。そして、これまでの車椅子バスケ体験イベントでも、やってみた子どもたちの目がキラキラすると強調。偏見なく触れ合ってほしい、今まで参加したことのない人に参加してほしいとアピールすると、寛平も「東京パラリンピックにも行きたい」と2020年に向けての希望を熱く語っていました。

こうして福井での健常者スポーツと障害者スポーツの融合の姿を体験した一行。最後に福井県住みます芸人のこにおは、福井にはおいしいものがたくさんあり、人も優しく癒やされるとアピール。国体で福井に来てよかったと言ってもらえるように、魅力を知って帰ってもらいたいと力を込めていました。