■法政大vs立教大2回戦
法政大 030 002 000=5
立教大 000 100 000=1

(法)〇三浦、石川、菅野-中村浩
(立)●川端健、比屋根、手塚、江口-藤野、竹葉

法大の背中を捉えきれなかった。初の1回戦での先発となった川端健(コ1=秀岳館)は6回途中3失点。打線は安打が出るも好機でつながらず、序盤の失点を取り返せなかった。
川端健と三浦(1年=福岡大大濠)のルーキー対決は、三浦に軍配が上がった。両者初回を無失点に抑え、試合は投手戦になると思われた。だが直後の2回、先頭打者に四球で出塁を許すと、はやかった。無死一、三塁で右前打を浴び、1失点。後続のスクイズで2点目を許すと、自身の暴投で3点目を追加された。「気持ちが高ぶったことで、良い部分も悪い部分も出た」。失点後、川端健は冷静に投げた。だが「1戦目は入りが大事」。序盤に打たれた球を修正できず、悔しいまま6回にマウンドを降りた。だが試合後、川端健は「3戦目はあとがない。チームに勝ちをつけられるよう、勢いづけられるように」とコメント。立大野球部らしく、前を向いていた。
マウンドで踏ん張ったルーキーに、先輩が応えないはずがなかった。3番手の手塚(コ3=福島)は7回、クリーンアップを3人でピシャリ。4番手の江口(営3=浦和学院)も2回を無失点に抑え、復調の兆しを見せた。
打線も活気を取り戻した。早大戦での惜敗を受け、溝口監督(90年度=湘南)はベンチメンバーを大幅に変更。そこでスタメン起用されたのは小野大(文3=横浜)だった。数日前に2軍から1軍に上がり、スタメン発表されたのは今日。「緊張はなかった。2軍で悔しい思いをしてきたので、それをぶつけるだけだった」。4回、1死一塁、三塁の好機に右前打で今季初打点。猛打賞で打線を勢いづけた。
結果は負けだが、チームの調子は上向きだ。早大3回戦では4安打だった打線が、今日は10安打。投手陣も「崖っぷちのとこから逆転して優勝していけるような投球を」(江口)と気持ちを途切らせない。明日勝ち点を落とせば優勝はなくなる。だが試合後も明るく前を向く選手たちを見ていると、きっと大丈夫という気がしてくる。(10月6日・内村彩香)
 

◆コメント◆
3安打猛打賞の小野大(文3=横浜)
「負けられない戦いだったので、なんとしてでも自分がフレッシュさでチームに貢献できたらと思っていました。二軍で悔しい思いをしてきたので、それをぶつける気持ちで臨みました。スタメンは今日告げられました。調子は悪くはないので、結果を謙虚に受け止めて、明日に臨みたいと思います。もう一度立教が優勝するためにはファンの方の声援が必要だと思うので、応援よろしくお願いします。」

今季初の第1戦に先発し、6回途中3失点に抑えた川端健
「初めての1戦目で、自分の中ではいい経験になったのですが、気持ちの入り方は2戦目と違います。初回は気持ちが高ぶっていいピッチングができたのですが、逆に飛ばしすぎて後々に響いてきたので、試合への入り方はこれから気を付けていかなければいけないなと思いました。僕が今日勝ってチームに勢いづけるのが一番よかったのですが、明日は自分のできることをしっかり、2戦目でもできることはあると思うのでそれを徹底してやっていきたいです。(3戦目があるとすれば)絶対もう1回チャンスは回ってくると思います。3戦目は勝つか負けるかどっちか、あとは絶対ないのでチーム自体に勝ちをつけられるように、勢いづけられるようにやっていきたいです。」

4番手で登板し、好投した江口
「今日はしっかり腕が振れてたのでそこはいい点だったのと、少し球が高かったので、そこは明日修正して投げれるところしっかり投げて、抑えられたらいいと思います。明日勝ち点落としたら終わりなので、明るくっていうのはチームとしてやって来たことなのでそこは話し合って、暗くならずにやって来たことをしっかり出すっていうこと、それだけをやっていきたいです。(スローガンに)もう1回立ち返って。(明日は)チームを勝たせるようなピッチング、ここから崖っぷちのとこから逆転して優勝していけるようなピッチングをしていきたいです。」