楽天―ロッテ24  7回楽天2死一、二塁、ウィーラーが左越えに3ランを放つ=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】 東北楽天のウィーラーが、6日の千葉ロッテ戦で2本塁打4打点と活躍し、勝利に大きく貢献した。 今シーズンの本拠地最終戦となっ…

楽天―ロッテ24  7回楽天2死一、二塁、ウィーラーが左越えに3ランを放つ=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


 東北楽天のウィーラーが、6日の千葉ロッテ戦で2本塁打4打点と活躍し、勝利に大きく貢献した。

 今シーズンの本拠地最終戦となったこの試合。スタメン出場したウィーラーは2試合ぶりに4番(ポジションはサード)に座った。初回の第1打席はライトフライに終わったが、1点を追う4回裏の第2打席でまずは見せ場を作る。3番・島内宏明の第11ソロで同点に王着いた直後の打席で、「(ホームランを)狙っていた」と7球目のストレートをジャストミート。打球は、多くの東北楽天ファンが待つレフトスタンド中段に飛び込む、第14号勝ち越し弾となった。7回の第4打席では、試合を決定付ける第15号3ラン。9月1日以来の今季2度目の1試合2本塁打をマークした。

 チームは主砲の大活躍に加え、先発のエース・則本昂大が7回1失点と最高のピッチングを見せ、今年大きく負け越した本拠地での最終戦を白星で締めくくった。則本と一緒にお立ち台に上がったウィーラーは、「ホーム最終戦だったってこともありますし、これだけ多くの人が来てくれたので、本当にこうやって勝てたのはうれしい」と笑顔を見せた。

 昨オフに2年契約を結び、来シーズンも東北楽天でもプレーが決まっているウィーラー。今年は、開幕から打撃不調があったりケガで約1ヵ月半離脱したりと、チームに迷惑をかけてしまった。来年は持ち前のパワフルな打撃を発揮し、打線の軸としての活躍することをファンは願っている。