「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。錦織が第1セットを7-6(2)で先取した。…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。錦織が第1セットを7-6(2)で先取した。

両者の過去の対戦成績は錦織の2勝7敗。ハードコートでは0勝5敗とまだ勝利はない。準々決勝後のオンコートインタビューで優勝したいですねと聞かれた錦織は「そうですね。でも次も強敵なので、一試合ずつ戦って。今、良い調子で来ていると思うので、自信を持って最後までやりたいと思います」と話していた。対戦成績では苦手ともいえるガスケを破って、同大会4年ぶりの決勝、そして優勝が期待される。

試合は錦織のサービスゲームからスタートすると、その第1ゲームを幸先よくラブゲームでキープ。序盤はお互いにチャンスを与えずにキープする展開が続く。

先にチャンスを作ったのは第6ゲームで30-40のブレークポイントを握った錦織。しかしガスケの華麗なバックハンドウィナーでしのがれブレークはならなかった。錦織は第8ゲームでも2本チャンスを作るがここもしのがれリードすることができない。

その後も両者は譲らずタイブレークに突入。1ポイント目をしっかりキープした錦織は続く2本でミニブレークに成功。優位にたった錦織がタイブレークを制し、第1セットを先取した。

ガスケは今大会ここまで3試合で5度タイブレークを行い全て勝ってきていたが、今回は錦織が上回った。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」準決勝での錦織