「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界37位のダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。両…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界37位のダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。コリンズはツアータイトル獲得はまだないものの、今シーズンはじめには160位だった世界ランキングを現在37位まで上げており、頭角を現し始めている選手。1回戦終了後の会見で「今日私は少しもサービスが上手くいっていないように感じた」と語っていた大坂。勢いに乗る選手同士の対決を制し、ベスト16進出を果たすことができるのか期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームで大坂はサーブが上手く決まらず、2本のダブルフォルトもあってブレークを許してしまった。しかし、第2ゲームでブレークバックに成功してイーブンに戻すと、第3ゲームをキープし、ゲームカウント2-1とした。

大坂は第4ゲームで見事なリターンエースを決めるなどしてブレークを果たして再びリードを作ると、第5ゲームをなんとかキープし、リードを保つ。

さらに第6ゲームでも大坂はデュースに持ち込んでアドバンテージを奪うと、アングルショットを決めてブレークに成功し、ゲームカウント5-1とリードを広げた。

続く第7ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった。なんとかチャンスを作ろうと攻めるコリンズに対し、大坂は落ち着いて深い球を返し、コリンズのミスを誘う。そして大坂がこのゲームをラブゲームでキープ。6ゲームを連取して、第1セットを6-1で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」1回戦での大坂

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)