卓球はダサくて根暗。そんなイメージは覆ったと言っていいのかもしれない。若手選手の活躍に伴い、テレビでも選手たちの活躍を目にする機会は一気に増えた。さらに卓球の波はテレビから企業内にも及びつつある。「卓球×オフィス」――この意外な取り合わせに…

卓球はダサくて根暗。そんなイメージは覆ったと言っていいのかもしれない。



若手選手の活躍に伴い、テレビでも選手たちの活躍を目にする機会は一気に増えた。さらに卓球の波はテレビから企業内にも及びつつある。「卓球×オフィス」――この意外な取り合わせに注目が集まりつつある。これまでラリーズが取り上げてきたように、様々な企業で卓球台がオフィス用のツールとして使用され始めているのだ。

そのトレンドの発信源はアメリカ。Google本社でオフィスに卓球台を設置して以降、最先端のIT企業が集うシリコンバレーでは、卓球台をオフィスに置くのが当たり前になりつつある。中には「卓球台をオフィスに置くことが業績に繋がる」というニュースまで報じられているから驚きだ。

この傾向にいち早く目をつけ、オフィス専用デザイン卓球台のプロデュースを始めたのが、渋谷に卓球複合施設T4 TOKYOを展開するスヴェンソンスポーツマーケティング(代表取締役社長 山下亮、本社所在地:東京都港区)だ。

同社が手がけるのが「オフィス専用にデザインされた卓球台」である。「T4Office」と名付けられたオフィス用の卓球台。何より目を引くのが黒一色のシンプルな色使いだ。通常の青の卓球台とは異なり、オフィスに溶け込みやすい洗練されたデザインに仕上がっている。さらにもう一つの特徴がネットを外せば会議用のテーブルとしても利用できる点である。もちろんネットを張れば卓球台に早変わり。なお、ネットには自社ロゴや企業カラーを反映することができる。



この「オフィス専用卓球台」の発売は限定30台だ。すでにメディア事業のTABI LABO、メンズ化粧品のBULK HOMME、電子決済サービスのheyが導入済みで、今後、導入する企業はさらに増える見込みだという。

卓球をより身近にするというミッションをかかげるラリーズではこのT4Officeを導入した企業を積極的に取材する予定だ。なお、オプションにてラリーズの連載企画「オフィスピンポン」に記事を掲載、卓球台を導入した意図や、社内での卓球台の利用のされ方などを取材する予定だ。



ベンチャー界隈のビジネスパーソンがチェックする同連載企画は、導入企業の紹介をはじめ、自由な社風やコミュニケーションなど、「仕事現場をどのようにデザインする会社なのか」といった魅力を伝えることが目的だ。

今やPRコンテンツとなりつつある卓球台を置くことが、何よりもその会社の多くを語るのかもしれない。

文:ラリーズ編集部
写真提供:株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング