9月21日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準決勝が行われた。女子シングルス準々決勝、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が…
9月21日、「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準決勝が行われた。
女子シングルス準々決勝、第3シードで世界7位の大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードで世界25位のバーボラ・ストリコバ(チェコ)に6-3、6-4で勝利。この試合、ストリコバのトリッキーなプレーに翻弄される場面もあったが我慢のプレーで勝利をもぎ取り、ベスト4進出を果たした。
試合を振り返って大坂は「彼女とは3回目の対戦で、とても良い試合をする選手だということは分かっていました」と話した。また日本の試合はプレッシャーに感じるかという質問には「No,全然。I feel なんか、ドキドキ」と日本語と英語を交えてコメント。そのドキドキは楽しんでいるドキドキなのかと問われると「もちろん」と笑顔で答えた。
そのほか、第2シードで世界4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)が世界45位のドナ・ベキッチ(クロアチア)に3-6、4-6で敗れる波乱。第4シードで世界8位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は予選勝者で世界75位のアリソン・リスク(アメリカ)に6-1、6(5)-7、7-6(4)で勝利した。
女子ダブルス準決勝では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/シュー・イーファン(中国)に7-6(8)、6-0で勝利。
加藤/二宮は同大会で日本人ペアとして初となる決勝進出を果たした。加藤は試合後には自身のTwitterで「東レ決勝進出、やったー。明日は獲りにいくどー!」と喜びのコメントを投稿。ファンからは「決勝戦頑張ってください!ファイトッ」といった声が寄せられている。◇ ◇ ◇
【9月21日 主な試合結果】
◆女子シングルス
準々決勝
〇[3]大坂なおみ(日本/日清食品)6-3、6-4 ●[8]バーボラ・ストリコバ(チェコ)
〇ドナ・ベキッチ(クロアチア)6-3、6-4 ●[2]カロリーヌ・ガルシア(フランス)
〇[4]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)6-1、6(5)-7、7-6(4) ●[Q]アリソン・リスク(アメリカ)
〇カミラ・ジョルジ(イタリア)5-3(Ret) ●[WC]ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)
◆女子ダブルス
準決勝
〇加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)7-6(8)、6-0 ●[2]ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/シュー・イーファン(中国)
〇[1]アンドレア・フラバチコバ(チェコ)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)6-3、7-5 ●[4]ラケル・アタウォ(アメリカ)/アンナ レナ・グロエネフェルト(ドイツ)(テニスデイリー編集部)
※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂
(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)