「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットを6-3で奪った錦織だ…

「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットを6-3で奪った錦織だが、第2セットは4-6で落とし、決着は第3セットで付けることになった。

第2セットは錦織のサービスゲームから。第1ゲームをキープした錦織は、第2ゲームでデュースの末にブレークポイントを握ると、リターンエースを決めてブレークに成功する。しかし、直後にブレークバックを喫し、リードを作ることができない。

第1セットでは終始優位に立っていた錦織だが、第2セットはバシラシビリも調子を上げてきており、簡単にはポイントを奪うことができない。

両者ともに決め手を欠いたままキープし合う展開が続き、ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームで30-40と錦織にピンチが訪れる。ここはフォアハンドのウィナーを決めてしのいだが、デュースの末にダブルフォルトをしてしまい、ブレークを喫してしまった。

そして続く第10ゲームがバシラシビリのサービング・フォー・ザ・セットとなった。なんとかチャンスをつかみたい錦織だが、バシラシビリにしのがれ、第2セットを4-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)