「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会3日目、2回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がペーター・ゴヨブチック(ドイツ)と対戦。第1セットは7-6(4)で錦織が先取した。両者は今回が初の対戦と…

「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会3日目、2回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がペーター・ゴヨブチック(ドイツ)と対戦。第1セットは7-6(4)で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。錦織と同い年のゴヨブチックは、現在の世界ランキングが45位で、昨年のこの大会の優勝者。「全米オープン」でベスト4まで勝ち上がった錦織は、今大会第1シードのため1回戦が免除となっているが、グランドスラム後の初戦となるこの試合で勝利をあげることができるのか、注目される。

第1セットはゴヨブチックのサービスゲームからスタート。序盤3ゲームはお互いにキープしたが、いずれもデュースにもつれ込む接戦で幕を開けた。しかし、両者ともにブレークポイントを握るまでは至っておらず、拮抗した展開となった。

そして第6ゲームで錦織がこの試合初となるブレークポイントを握られる。なんとかしのいでキープしたが、前年覇者のゴヨブチックにやや押され気味の展開となった。

その後、第7ゲームからはデュースにもつれ込むこともなく、お互いにキープの展開が続いた。そして第1セットはタイブレークへと突入。先にミニブレークしたのは錦織。ラリーの末にゴヨブチックのショットがわずかにロングとなってポイント3-1とした。しかしすぐにミニブレークバックされ、ポイント3-3と追いつかれてしまう。

ポイント4-4としたところでゴヨブチックのミスによって再び錦織がポイント5-4とリード。そしてここから錦織のサービスが2本続く。このチャンスをしっかりと活かした錦織が第1セットを7-6(4)で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)