「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)後、9月10日更新のATPランキングで1位がラファエル・ナダル(スペイン)、2位がロジャー・フェデラー(スイス)に。そして「全米オープン」のタイトルを獲ったノバク…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)後、9月10日更新のATPランキングで1位がラファエル・ナダル(スペイン)、2位がロジャー・フェデラー(スイス)に。そして「全米オープン」のタイトルを獲ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)が3位につけた。

この3人でトップ3を占めるのは、2015年4月以来のこと。また、10年前の「全米オープン」後と同じ順位となった。

そして、3人はもう一つ重要なランキングでもトップ3を占める。それは男子のグランドスラム優勝回数だ。フェデラーが最多の20回、続いてナダルの17回、ジョコビッチは今回の「全米オープン」優勝で14回となり、男子歴代3位のピート・サンプラス(アメリカ)と並んだ。

ジョコビッチは今季は「ウィンブルドン」「全米オープン」と、グランドスラムで2大会連続でタイトルを獲得。「全米オープン」では決勝でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)をストレートで下し、2017年6月から退いていたトップ3に返り咲いた。それだけでなく、2011年、2012年、2014年、2015年に達成したように、年間ランキング1位でシーズンを終えることも狙えるところにいる。

ジョコビッチのコーチ、マリアン・バイダは「シーズンを1位で終えることを狙ってくれるんじゃないかと期待できる」「でもまだ先の話だよ」と語る。

また、ジョコビッチはグランドスラムタイトルを14個とし、男子歴代3位のサンプラスに並んだことについて「今夜来ていただければ嬉しかったですね。ピート、あなたは僕のアイドルです。大好きです!いつか会いたいですね。コートでも構いません」と優勝後に語った。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」で優勝を果たしたジョコビッチ

(AP Photo/Andres Kudacki)