日本ハム浅利太門投手(23)が、同期と後輩の存在を刺激に、新人王を狙う。1年目の昨季は2軍で実力を磨き、明大のチームメー…
日本ハム浅利太門投手(23)が、同期と後輩の存在を刺激に、新人王を狙う。1年目の昨季は2軍で実力を磨き、明大のチームメート楽天宗山が逃した新人王の資格を残す。同大学の後輩・大川慈英投手(22)もドラフト1位で加入。2年目は後輩と競いながら1軍デビューし、タイトルをつかみ取る。
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戦友が逃したタイトルを、浅利ががっちり奪いにいく。昨季は明大同期の楽天宗山が、1度しかチャンスのない新人王に選ばれなかった。「あれだけ活躍して、さすがだなと思うし、刺激にもなる」とたたえながらも「新人王を逃したので(宗山は)もう取れない。そこを狙って今年はやれたら」。資格を残す自身が2年目での受賞を狙う。
昨季は2軍で18試合49回2/3に登板し、防御率6・02。プロの厚い壁にはね返されながら、成長への課題をみつけた。「真っすぐも変化球も、両方空振りが取れてない。バッターが感じるキレを出すために、より本塁に近いところでリリースできるようにやってます」。今オフの自主トレで投球フォームを修正し、新人王への道を切り開く。
下からの突き上げも歓迎だ。明大の1年後輩・大川がドラフト1位で加入。入寮の際には、部屋のレイアウトを見せてあげたという。「そんな参考にはならなかったと思いますが、ベッドの位置を変えたりしたのかも」。生活面のサポートは歓迎だが、野球では「後輩の加入は自分の原動力。負けられない」と気を引き締めた。
年始は母校明大に近い、東京・府中市の大國魂神社に赴き、おみくじは大吉を引いた。「とにかく今季は1軍で活躍できる年にしたい。宗山とも対戦したい」。うま年生まれの年男が、運も味方につけ、ライバルを一気に追い抜く。【永野高輔】