「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦。。第1セットに…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦。。第1セットに続き、第2セットも7-6(4)でジョコビッチが連取し、勝利まであと1セットとした。

第2セットはデル ポトロのサービスゲームから。第1セットを奪って勢いづくジョコビッチは、第1ゲームでパッシングショットを決めてブレークポイントを握った。しかし粘るデル ポトロにしのがれ、チャンスを活かせなかった。

さらに攻めの手を緩めないジョコビッチは、第3ゲームでも30-40としてチャンスをつかむと、ラリーの末にデル ポトロのショットが大きくアウトとなってジョコビッチが1ブレークアップとした。

ここまでジョコビッチは4本のブレークポイントを握っているが、デル ポトロは0本。ジョコビッチがディフェンス力の高さを見せつけている。

しかし、第6ゲームでデル ポトロに30-40と初めてのブレークポイントを握られたジョコビッチは、粘ってデュースに持ち込むもしのぎきることができずにブレークを喫してしまい、ゲームカウント3-3のイーブンに戻された。

第8ゲームでデュースに持ち込まれたジョコビッチ。なんとかしのぎたいジョコビッチと、なんとかブレークして先行したいデル ポトロの激しい攻防が繰り広げられた。20分を越える長いゲームとなったがジョコビッチが3本のブレークポイントをしのいでキープした。

そこからお互いにキープが続き、第2セットはタイブレークに突入した。このタイブレークは序盤からミニブレークの応酬が続いた。深いショットでデル ポトロのミスを誘ってミニブレークしたジョコビッチだが、そこから2本続けてミニブレークを喫してしまう。しかし、ジョコビッチも負けじとミニブレークを返し、ポイント3-3と並んだ。

そしてジョコビッチがさらにミニブレークに成功してポイント5-4とすると、そこからは2ポイントを連取し、7-6(4)で第2セットも連取した。

90分を越え、大きなセットとなった第2セットを制したのはジョコビッチ。優勝まであと1セットとした。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」決勝で対戦中のジョコビッチ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)