「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）の大会12日目、男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭（日本／日清食品）が第6シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）と対戦。第1セットは3-6で錦織が落とし…

「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）の大会12日目、男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭（日本／日清食品）が第6シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）と対戦。第1セットは3-6で錦織が落とした。

両者は過去に16回対戦しており、錦織の2勝14敗で、現在13連敗中と大きく負け越している。錦織が最後に勝利したのは2014年の「全米オープン」の準決勝。4年ぶりに迎える同じ舞台で勝利をあげ、昨日決勝進出を果たした大坂なおみ（日本／日清食品）に続いて決勝進出を果たせるのか。期待がかかる。

第1セットはジョコビッチのサービスゲームから始まった。第2ゲームでいきなり0-40とピンチを迎える錦織。好サーブでデュースに持ち込んで粘ったが、ブレークを喫し、追う立場となった。

なんとかブレークのチャンスを作りたい錦織だが、ジョコビッチの圧倒的なディフェンス力の前に手が出ない。第8ゲームで錦織はネットに出ようとして足首をひねる場面があったが、そのまま続行してキープした。

そしてゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームがジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここもラブゲームでキープされ、第1セットは3-6で錦織が落とし、1セットダウンとなった。

第1セット、錦織は自身で奪ったポイントがほとんど無く、大半がジョコビッチのミスによるもの。我慢のテニスを強いられた錦織の第2セット以降の奮闘に期待したい。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全米オープン」準決勝で対戦中の錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)