「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)は世界7位マリン・チリッチ(クロアチア)に雪辱を果たしベスト4入りを決めていた。準決勝では、錦織の2勝14敗の難敵である第6シー…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)は世界7位マリン・チリッチ(クロアチア)に雪辱を果たしベスト4入りを決めていた。

準決勝では、錦織の2勝14敗の難敵である第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。今季では4度目の対戦に。また、錦織が最後に勝利しているのはチリッチに決勝で敗れた、2014年「全米オープン」での準決勝だ。

ATP公式サイトによれば、錦織は今大会の準決勝について「ノバクとの対戦成績はよくないが、ここ2年はいつもタフな試合になった。ノバクとの対戦は僕にとって大きな挑戦だから、いつもワクワクする。彼との対戦には胸が躍る」と語った。

そして「タフな試合になるだろう。僕は積極的に攻めて、ポジティブでいることを心掛け、準決勝でいいプレーができたらと思う」と話した。

また、準々決勝後のインタビューで錦織は「正直、レベルを上げたいですね。出だし、ファーストサーブが入らなくて苦しんだ場面もありましたし、アンフォーストエラーも多かったので。いろいろ調整して、身体も戻して明後日を迎えたいと思います」とも次戦について語っていた。

今大会ここまで、タフな試合を乗り切った錦織。準決勝でも厳しい戦いが予想されるが、見事決勝への切符を掴めるか。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Elsa/Getty Images)