「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)がレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。両者…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)がレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦。第1セットは6-1で大坂が先取した。

両者は過去に1回対戦しており、大坂がストレートで勝利している。とはいえ、4年前の対戦で、あまり参考にならないかもしれない。ツレンコは世界ランキング36位、自身最高位は昨年記録した29位と、大坂よりも少し下に位置する選手。だが、今大会の2回戦では第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を破っており、侮れない相手だ。

4回戦では同じコートで直前に試合を行った錦織圭(日本/日清食品)から「私も勝てるという気持ちをもらった」という大坂。今日も同じコートで2試合が連続で行われるが、今日は大坂が先に試合を行う。見事勝利を挙げ、今度は大坂が勝利のバトンを渡すことができるのか。期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームをキープした大坂は、第2ゲームでいきなりのブレークを果たすと、第3ゲームをラブゲームでキープし、好調な滑り出しを見せた。

第4ゲームで大坂はデュースで粘ったが、ここはブレークできず。しかし、第5ゲームをラブゲームでキープすると、続く第6ゲームでもブレークし、ゲームカウント5-1とした。

そしてサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームで0-40と3本のセットポイントを握った。1本はしのがれたが、最後はサービスエースを決め、6-1で第1セットを先取した。

大坂はこのセット、ファーストサーブでのポイント獲得率が100%、セカンドサーブでも70%とサービスゲームで安定してポイントを獲得している。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準々決勝で対戦中の大坂

(Photo by Elsa/Getty Images)