錦織圭(日本/日清食品)と大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の9月5日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)のシングルス準々決勝に臨む。大坂はセンターコートであるアーサー・アッシュ・スタジアムの第1…

錦織圭(日本/日清食品)と大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の9月5日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)のシングルス準々決勝に臨む。大坂はセンターコートであるアーサー・アッシュ・スタジアムの第1試合、日本時間6日午前1時に登場予定。錦織も同コートの続く第2試合に登場する予定だ。

大坂の対戦相手は、29歳で世界ランキング36位のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)。大坂の19位と比べると下位だが、2回戦では第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)をストレートで破っている。両者の過去の対戦成績は大坂の1勝0敗だが、唯一の対戦は2014年と4年ぶりの対戦となる。

大坂の後に登場する錦織の対戦相手は、29歳で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)。言わずと知れた2014年の「全米オープン」決勝で錦織が敗れた相手だ。両者の過去の対戦成績は錦織の8勝6敗と勝ち越しているが、「全米オープン」では3度対戦し1勝2敗となっている。

【錦織 VS チリッチ 「全米オープン」での戦績】

2010年 2回戦

〇錦織 5-7、7-6(6)、3-6、7-6(3)、6-1 ●チリッチ

2012年 3回戦

〇チリッチ 6-3、6-4、6(3)-7、6-3 ●錦織

2014年 決勝

〇チリッチ 6-3、6-3、6-3 ●錦織

4回戦後にWOWOWのスタジオでインタビューに答えた錦織はチリッチのことを「ビッグサーバーで、アグレッシブ。力がある選手なので、後ろからも強いボールを打ってこれる選手」と評し、「お互いに凄く知っている選手なので、その中でも自分らしいプレーができればいいかなと思います」と話した。

錦織と大坂は両者とも前哨戦は不完全燃焼ともいえる結果だったが、この大一番では大会を通して好調を維持。攻撃的に相手を圧倒するだけでなく、我慢強くクレバーな戦いを見せるなど、幅広い戦い方で勝ち上がってきた。

23年ぶりに男女シングルスでそろってグランドスラムのベスト8に進出した2人が、優勝へ向かってさらに勝ち上がることが期待される。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織(Photo by Al Bello/Getty Images)と大坂(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)