ATP公式サイトによれば、準々決勝についてラファエル・ナダル(スペイン)は、「彼は非常に強い選手。勝ち残りたいと思うなら、わたしは今大会最高の試合をしなければなりません」と語った。「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9…

ATP公式サイトによれば、準々決勝についてラファエル・ナダル(スペイン)は、「彼は非常に強い選手。勝ち残りたいと思うなら、わたしは今大会最高の試合をしなければなりません」と語った。

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)男子シングルス準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦することが決まった。

ナダルとティームは、過去10回対戦していてナダルの7勝3敗。また全てクレーコートでの対戦となっていて、ハードコートでは初めてとなる。

「全米オープン」前年覇者のラファエル・ナダル(スペイン)は今大会4回戦で、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を破り、同大会で8回目となる準々決勝進出を決めていた。

一方のティームは4回戦で、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)をストレートで破り「全米オープン」では初の準々決勝進出。

ティームとは、ハードコートで初対戦となるナダルは「クレーとは別の競技です」と話す。そして「それでもテニスであることに変わりはありません。別ものですが、ある意味では、わたしは彼のプレースタイルを知っています。彼も私のプレースタイルを知っています。面白く、タフな試合になるでしょう。おそらく両者にとって」と語る。

対するティームは「ハードコートで彼と初めて対戦するのが非常に楽しみです」と話した。

また「クレーコートで彼に勝つこと、あるいは彼と対戦することは、スポーツにおける最大のチャレンジの1つだと思います。今回はハードコートということで少しはやりやすいのではと期待していますが、実際はどうなるか分かりません」と語った。

クレーコートにおいて「全仏オープン」決勝戦を含む、大舞台で対戦してきた両者。ハードコートではどの様な戦いを見せてくれるのか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル

(Photo by TPN/Getty Images)