「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第21シードの錦織圭(日本/日清食品)が第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。第1セットは6-4で錦織…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第21シードの錦織圭(日本/日清食品)が第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に2回対戦しており、錦織が2勝0敗と勝ち越している。対戦はいずれも昨年のクレーコートで、1セットダウンの状況から錦織が逆転勝利を収めている。「彼とは先週練習を一緒にやった。タフな選手だからタフな試合になるだろう。これまでもいい試合をしてきたから、楽しみにしている」と語っていた錦織が、1回戦、2回戦と同様の快勝を見せてくれるのか、期待がかかる。

コイントスに勝った錦織がレシーブを選択して第1セットが始まった。錦織は動きが悪く第2ゲームでブレークを喫し、追う展開となった。

第5ゲームで錦織はデュースの末にブレークポイントを握ったが、ここはシュワルツマンにしのがれ、ブレークすることができない。

調子が出てきた錦織は第5ゲームをラブゲームでキープすると、第7ゲームでデュースまで追い上げる。そしてアドバンテージを奪うとラリーを制してブレークバックに成功した。

続く第8ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握られてしまったが、錦織は落ち着いてデュースに持ち込み、キープする。そして第9ゲームで錦織がブレークに成功して1ブレークアップ、ゲームカウント5-4とした。

錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで30-40とブレークポイントを握られたが、ここで錦織は見事なロブショットを決めてデュースに持ち込んでキープし、第1セットを6-4で先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」1回戦での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)