現地の8月31日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会5日目。男子シングルス3回戦で、第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がテイラー・フリッツ(アメリカ)に3-6、6-3、7-6(5)…

現地の8月31日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会5日目。男子シングルス3回戦で、第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がテイラー・フリッツ(アメリカ)に3-6、6-3、7-6(5)、6-4で勝利した。試合時間は3時間19分。

勝利したティームは4回戦で、前年準優勝者で第5シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦予定だ。

ティームは世界ランキング9位で、力強い片手バックハンドが特徴。6月の「全仏オープン」では準優勝。7月の「ウィンブルドン」では背中の辺りを痛めた様子で、1回戦途中で棄権していた。対戦相手のフリッツは世界ランキング74位の20歳。今大会で初めて「全米オープン」3回戦進出を果たしている。

両者は前年の「全米オープン」でも対戦しており、その時もティームが勝利していた。

今大会での試合は第1セット、第6ゲームでティームがアンフォーストエラーをおかし、ブレークを許す。そのままリードされ第1セットを落とした。続く第2セットは、第4ゲームでブレークに成功したティームが取り返す。

セットカウントイーブンで迎えた第3セット、互いに2度ずつブレークしてタイブレークへ。タイブレークは両者譲らず進んだが、最後はティームが競り勝ちセットを連取した。

そして第4セット、第6ゲームでティームが先にブレークするが、第9ゲームでダブルフォルトをおかしてブレークバックされ5-4に。しかし直後の第10ゲームでティームがブレークして勝利。3年連続、4度目の4回戦進出を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦でのティーム

(Photo by Al Bello/Getty Images)