「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)と第8シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が対戦。ワウリンカが6-3、6-2、7-5のスト…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)と第8シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が対戦。ワウリンカが6-3、6-2、7-5のストレートで勝利し、2回戦へ進出した。試合時間は2時間24分。2016年の「全米オープン」優勝者であるワウリンカは昨シーズン、「ウィンブルドン」後8月に左膝の手術を受けツアーを離脱。今年の「全豪オープン」で復帰するも、今シーズン前半は結果が残せず苦しんだ。しかし前哨戦の「ATP1000 シンシナティ」ではベスト8へ進出し、今大会に向けて復調の様子を見せていた。そして今大会、1回戦の相手は「ウィンブルドン」でもセットカウント3-1で勝利したディミトロフになり、1回戦屈指の好カードとして注目されていた。今回の対戦もワウリンカのペースで進んだ。第1セットは、立ち上がりの第1ゲームでピンチを迎えるも、これをしのぐと第8ゲームでブレークに成功し、ワウリンカが先取。さらに第2セットも、序盤でゲームカウント4-0と2ブレークアップしこのセットも奪取した。第3セットではワウリンカがメディカルタイムアウトを取り足を治療してもらう場面もあった。このセットは第8ゲームでディミトロフにこの試合初のブレークを許し、ゲームカウント3-5とされるも、そこから4ゲームを連取。第8シードを相手にストレート勝ちを収め、より復調を印象付けた。勝利したワウリンカは、2回戦でUgo Humbert(フランス)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」1回戦のワウリンカ

(Photo by Al Bello/Getty Images)