「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦。第1セットを2-6で落とした奈良が第2セット…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦。第1セットを2-6で落とした奈良が第2セットを7-6(5)で取り、第3セットに望みを繋いだ。

第2セットも奈良のサービスゲームから。第1ゲームをキープした奈良は、第2ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームも危なげなくキープし、序盤3ゲームを連取した。調子を上げてきた奈良は、第4ゲームをラブゲームでブレークし、2ブレークアップ、ゲームカウント4-0とリードを広げる。

しかし第5ゲームで奈良自身のダブルフォルトでブレークバックを喫してしまうと、流れはメルテンスに。第7ゲームでもブレークされてリードが無くなると、第8ゲームもキープされ、ゲームカウント4-4のイーブンとされた。

お互いにキープしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム、奈良はデュースまで追い上げたがメルテンスにキープされ、ゲームカウント5-5となった。

続く第11ゲームで奈良は15-40とピンチを迎えると、ラリーの末にショットがロングになり、1ブレークダウンへ。そしてメルテンスのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲーム。メルテンスに0-40と3本のマッチポイントを握られた奈良は、なんとかしのいでデュースに持ち込み、土壇場でのブレークバックに成功、ゲームカウント6-6とした。

タイブレークではお互いに一歩も譲らず、サービスをキープし合う流れが続く。そして先にミニブレークしたのは奈良。ポイント4-2とすると、メルテンスがダブルフォルトをしてミニブレーク2つリードした。ここからメルテンスに追い上げられるも、第2セットを7-6(5)で奈良が奪い、セットカウント1-1とした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「イーストボーン国際」での奈良くるみ

(photo by Hongbo Chen/Action Plus via Getty Images)