「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦。第1セットは2-6でメルテンスに奪われた。両…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会初日、女子シングルス1回戦で奈良くるみ(日本/安藤証券)が第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦。第1セットは2-6でメルテンスに奪われた。

両者の過去の対戦は1回。今年の1月に行われた「ホバート国際」で、そのときはメルテンスがストレートで勝利している。世界ランキング99位の奈良が世界15位と格上のメルテンスに対してリベンジを果たし、今年最後のグランドスラム初戦を突破できるのか、期待がかかる。

第1セットは奈良のサービスゲームからスタート。第1ゲームでいきなり15-40と2本のブレークポイントを握られた奈良だが、強烈なフォアを駆使してデュースに持ち込んだ。メルテンスに粘られたが、ここはなんとか奈良がキープ。しかし第3ゲームで再びブレークポイントを握られると、今度はしのぎきれずにブレークを喫し、追う展開となった。

第4ゲームで奈良はデュースの末にブレークポイントを握ったが、ここはメルテンスにしのがれてしまう。このチャンスを活かすことができなかった奈良は第7ゲームでもブレークされ、ゲームカウント2-5と大きくリードされた。

そしてメルテンスのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームで、奈良はブレークのチャンスを作ることができず、第1セットを2-6で落とした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での奈良くるみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)