野球ファン必見! 第12回BFA U18 アジア選手権に出場する日本チームの主力選手を10人、ピックアップ。彼らの夏の甲子園の活躍を中心に紹介!
今年の高校野球を沸かせた選手たちがアジア相手にどんな活躍を魅せるのか!?

渡邊勇太朗(わたなべゆうたろう)
浦和学院
190センチ90キロ 
右投右打 投手
【写真提供:共同通信社】

 

 去年の夏の埼玉県大会決勝。その年に全国優勝する花咲徳栄戦に先発するが、KOされた。

 1年生の時、練習が厳しいからと、一時、チームから離脱していたが同期の蛭間らが連れ戻しに来たことも。また、この春先は肘痛もあって春季大会はベンチにも入っていない。
 こんなこともあってエースなのに「1」番をつけなかった。背番号「11」が好きなのだという。
 
 甲子園では堂々たるエースの活躍だった。1回戦の仙台育英戦は6回投げて自責0。2回戦の二松学舎大付戦、7回を終わって浦和学院・森監督から左打者に回ったら代える、と言われていたが、完投を直訴し、残り2イニングを6人で終えて、初完封をやり遂げた。自己最速の149キロもマークした。

 準々の大阪桐蔭戦、真価が問われるマウンドだったが、3本塁打を喫した。6回途中、5失点でレフトの守備についた。「通用しませんでした」としっかり、自分の実力を受けとめた。

 エンゼルスの大谷翔平にフォームが似ているということでも話題になった。「このフォームが自分にしっくりくる」とたまたま真似をしていて気づいたそうだ。動画サイトで大谷を研究しつくした。体重移動が一番、参考になるという。セットポジションから沈み込んで重心を下げてステップする部分だ。他に腕のたたみ方、左足の上げ方などもよく似ている。

 上背があるので、ストレートの角度は武器になる。スケール感の大きさが漂う。変化球もスライダー、スプリット、ツーシームなどを投げる。
 
 代表では「11」ではなくて「14」をつける。第2エースを期待されているとみる。

(文・清水岳志)