広島県・広島広域テニスコートを舞台に開催されている「第45回中学生テニス選手権大会」（開会式：8月18日、団体戦：同19日～20日、個人戦：同21日～24日）。大会6日目となる23日は、男女各シングルス準々決勝と準決勝と男女ダブルス準決勝が…

広島県・広島広域テニスコートを舞台に開催されている「第45回中学生テニス選手権大会」（開会式：8月18日、団体戦：同19日～20日、個人戦：同21日～24日）。大会6日目となる23日は、男女各シングルス準々決勝と準決勝と男女ダブルス準決勝が行なわれた。

男子シングルス決勝に駒を進めたのは、小泉熙毅③と有本響③。小泉はパワフルなショットを武器に、準々決勝では堤隆貴③を8-4で破り、3セットマッチとなった準決勝では昨年大会4強の菅谷優作③をストレートで押し切った。「相手のパワーに対抗しようという意識が強すぎて受身になってしまいました」とは敗れた菅谷。

一方、有本は準々決勝で駒形怜哉③に8-5で勝利。続く準決勝では立ち上がりからプレーが安定せずに第1セットを落とすも、「ミスをせず、攻められる場面で攻めよう」と切り替えた第2セットを取り返しイーブンに持ち込むと、「いい流れが維持できた」ことでファイナルセットも奪い逆転で決勝進出を果たした。

なおダブルス準決勝は、第1シードの鹿川湧生③／福島奎汰③が、 伊藤詞童③／眞田将吾② との接戦に勝利。奥地佑都③／三木琢慈③は、丸岡草太③／岸井颯汰③を破って決勝へ進んだ。

なおシングルスとダブルス準決勝後には、３位入賞者の表彰式が行なわれた。

■23日の結果

★男子シングルス準決勝

小泉熙毅③（埼玉・新座市立新座）　6-3,7-5　菅谷優作③（宮城・仙台市立将監）

有本響③（神奈川・川崎市立有馬）　1-6,6-1,6-2　上野山大洋③（群馬・前橋市立桂萱）

★男子シングルス準々決勝

小泉熙毅③（埼玉・新座市立新座）　8-4　堤隆貴③（三重・四日市市立西陵）

菅谷優作③（宮城・仙台市立将監）　8-5　森田皐介②（埼玉・本庄市立本庄東）

有本響③（神奈川・川崎市立有馬）　8-4　駒形怜哉③（東京・世田谷区立砧）

上野山大洋③（群馬・前橋市立桂萱）　8-2　田中佑③（石川・金沢大学人間社会学域学校教育学類附）

★男子ダブルス準決勝

鹿川湧生③／福島奎汰③ （東京・江東区立深川第三）　7-5,6-3 　伊藤詞童③／眞田将吾② （三重・エスコラピオス学園海星）

※名前の後の丸数字は学年。

※試合方法：1回戦から準々決勝までが8ゲームプロセット。準決勝からは3セットマッチ（ダブルスはセットオール後マッチタイブレーク／10ポイント）（©スマッシュ）

※写真は大会の様子

（©スマッシュ）