「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界27位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-2、7-6(4)でナダル…

「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界27位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-2、7-6(4)でナダルが勝利し、5年ぶり4度目の優勝を果たした。試合時間は1時間41分。

第2セットもチチパスのサービスゲームから。ナダルは第1ゲームでいきなりブレークに成功して1ブレークアップとすると、第2ゲームもラブゲームでキープし、盤石のプレーでリードを保った。

その後はお互いに短いポイントでキープを続ける展開が続いた。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームがナダルのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった。ここで15-40とされ、チチパスに今日初めてとなるブレークポイントを握られてしまう。1本をしのいだもののブレークバックを喫し、ゲームカウント5-5のイーブンに戻されてしまった。

続く第11ゲームをチチパスにキープされたナダルは、第12ゲームでチチパスにデュースの末にセットポイントを握られてしまった。しかしナダルはここをなんとかしのいで次に繋ぐ。

第2セットはタイブレークに突入する。チチパスにミニブレークされてしまったナダルだったが、すぐに追いついてさらにポイント5-3とリードを作った。そしてポイント5-4となったところからナダルのサーブが2本続いたが、最後は得意のフォアハンドのウィナーを決めてナダルが第2セットを7-6(4)で奪い、ストレートで勝利、4度目の優勝を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」準決勝のときのナダル

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)