「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界27位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。第1セットは6-2でナダルが…

「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界27位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。第1セットは6-2でナダルが先取した。

両者の過去の対戦戦績はナダルの1勝0敗。ナダルは同大会5年ぶり4度目の優勝に王手をかけている。対するチチパスは、今大会トップ10選手を4人破る快進撃を見せている。この日20歳の誕生日を迎えたチチパスがツアー初優勝で自らを祝うのか、それとも世界1位の王者が退けるのか注目が集まる。

第1セットはチチパスのサービスゲームから。お互いにラブゲームでキープして迎えた第3ゲームでナダルがチャンスを迎える。粘るチチパスに手こずったが、3本目のブレークポイントを決めて1ブレークアップとした。

ナダルはさらに第5ゲームでもブレークに成功すると、第6ゲームをラブゲームでキープして一気に5ゲームを連取し、ゲームカウント5-1と大きくリードを作った。

そしてナダルのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲーム。ナダルはここもラブゲームでキープし、第1セットを6-2で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」準決勝のときのナダル

(Photograph by Julian Avram/Icon Sportswire via Getty Images)