「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランキング38位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦。第1セットはナダルが7-…

「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランキング38位のカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦。第1セットはナダルが7-6(3)で先取した。

両者の過去の対戦成績はナダルの3勝0敗。ナダルは同大会4度目の優勝を目指している。ナダルが22歳のハチャノフの挑戦を今回も退けるのか、それともハチャノフが4度目にしてナダルに打ち勝つのか注目される。

雨により予定から約2時間ほど遅れて始まった試合は、ナダルのサービスからスタート。その第1ゲームでナダルはハチャノフのパワフルなショットに苦戦するものの、3度のデュースの末なんとかキープ。

だが続く第2ゲームでは0-40とナダルが大きなチャンスを作ると、2本しのがれるもののブレークに成功する。しかし第3ゲームですぐさまハチャノフにラブゲームでブレークバックを許してしまい、両者自身のサービスゲームに苦戦する立ち上がりとなった。

それでも中盤からはキープを続け、第1セットはタイブレークにもつれる。

タイブレークではナダルが1ポイント目でミニブレークを許すものの、すぐに返すとさらに逆転。そのままナダルが第1セットを7-6(3)で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」準々決勝のときのナダル

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)