「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス3回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が今大会ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の元世界3位スタン・ワウリンカ(スイス)…

「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス3回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が今大会ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の元世界3位スタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは7-5でナダルが先取した。

ナダルはハードコートシーズン初戦となった今大会2回戦、相手をストレートで制しての勝ち上がり。またナダルは過去、ワウリンカに対し16勝3敗と大きく勝ち越している。二人は2017年「全仏オープン」決勝以来の対戦で、20度目となる今回も非常に楽しみな試合だ。

第1セットはナダルのサービスから始まった。ナダルは第2ゲームで、開始早々ブレークポイントを握る。しかしワウリンカに深いクロスのショットやサービスエースで粘られ、ここはブレークならなかった。

序盤から見応えのあるラリーが見られるなか、4-4で迎えたナダルのサービスゲーム。ワウリンカに見事なストレートを決められ相手に0-40のブレークポイントが。しかし今度はナダルが5連続ポイントで凌いでみせた。

直後の第10ゲームには、ナダルに2本のセットポイントが来るもブレークならず、両者の素晴らしい攻防は続く。しかし、試合が山場に向かういいところで雨による中断が。

しばらくの中断の後、ナダルの6-5、ワウリンカのサービスゲームで試合は再開された。するとナダルはここでブレークに成功。第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」2回戦のときのナダル

(Photograph by Julian Avram/Icon Sportswire via Getty Images)