「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会3日目、フェリックス ・オジェ アリアシム(カナダ)はダニール・メドベージェフ(ロシア)との2回戦で6-3、4-6、6(7)-7で敗退した。試合時間は2時間…

「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会3日目、フェリックス ・オジェ アリアシム(カナダ)はダニール・メドベージェフ(ロシア)との2回戦で6-3、4-6、6(7)-7で敗退した。試合時間は2時間36分だった。

オジェ アリアシムは2000年8月8日生まれの18歳で、現在注目を集める若手10代選手の一人だ。世界ランキングでは133位で、今後の活躍も期待されている。一方のメドベージェフも、22歳で68位と次世代の中心選手の候補だと期待される。長身から繰り出すショットは総じて強力だ。

オジェ アリアシムは今回の試合ではメドベージェフと拮抗したままゲームを展開。第1セットではお互いにサービスをキープし続けて前半を折り返した。

ただ後半に入るとオジェ アリアシムが第7ゲームでブレークしリード。さらに第9ゲームでもブレークし6-3で第1セットを確保した。

同選手は白星まであと一歩と迫ったものの、メドベージェフに粘りを見せられる。

第2セットでは第3ゲームのサービスでオジェ アリアシムが7度のデュースの末にブレークを喫して劣勢に。第6ゲームでブレークバックしたものの、メドベージェフに再び第7ゲームでブレークを許して、オジェ アリアシムがリードを許した。

第2セットはそのまま4-6でメドベージェフが獲得し勝敗は第3セット次第となった。

第3セットに入ると、両選手ともに浮き沈みはあったものの、均衡の取れた形で推移。第4ゲームにオジェ アリアシムが、第7ゲームにメドベージェフがそれぞれブレークして、スコアはタイのままタイブレークに突入した。

その中で、オジェ アリアシムはミニブレークも重ねたものの、メドベージェフの粘りから5-6でマッチポイントのピンチを迎えた。いったんはピンチを凌いだものの繰り返すマッチポイントの中で3度目にはついに失点。黒星となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」1回戦でのオジェ アリアシム

(Photo by Jeff Chevrier/Icon Sportswire via Getty Images)