「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)にエントリーしていたガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が大会を棄権することを明らかにした。第7シードが試合に臨むことなく、トーナメント表から姿を消した形だ。ムグルッ…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)にエントリーしていたガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が大会を棄権することを明らかにした。第7シードが試合に臨むことなく、トーナメント表から姿を消した形だ。

ムグルッサは元世界1位で、2016年には「全仏オープン」を2017年には「ウィンブルドン」を制して、2度のグランドスラム優勝にも輝いた経験を持つ。

同選手は前週の「ムバダラ シリコンバレー・クラシック」も腕の怪我を理由に棄権しており、2大会連続で怪我で出場を回避した形だ。

ムグルッサは「まだ先週の腕の怪我から回復しているところで、今大会でプレーするためにできることを全てしてきました。しかしまだ準備が整っておらず、もう少し時間が必要です」と声明で明らかにしており、今大会回避の理由を示した。

ムグルッサは今回の棄権により「ウィンブルドン」の2回戦で敗退してからまだ公式戦での試合に臨んでおらず、ハードコートシーズンでまだプレーしていない状況が続くことになる。

また2018年シーズンの開始時点では2位で7月までは3位を維持していたランキングでも、ムグルッサは現在7位となっており、今後の動向を見守る必要もありそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムバダラ シリコンバレー・クラシック」で会見に臨んだムグルッサ

(Photo by Ezra Shaw/Getty Images)