「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)大会2日目、女子シングルス1回戦で、ワイルドカード( 主催者推薦枠)で出場のユージェニー・ブシャール(カナダ)はエリース・メルテンス(ベルギー)に6-2、6-4で…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)大会2日目、女子シングルス1回戦で、ワイルドカード( 主催者推薦枠)で出場のユージェニー・ブシャール(カナダ)はエリース・メルテンス(ベルギー)に6-2、6-4で敗れ、1回戦で姿を消した。

現在、世界ランキング129位のブシャールは、故郷のファンの目の前で試合時間1時間34分で敗北し、「ロジャーズ・カップ」での戦績は4勝11敗まで落ち込んだ。

「今日は出だしが全然よくなかった」と、昨年も1回戦で敗退したブシャールは語った。「トップ20の選手と対戦する時はエンジンを全開にして、なにもかもうまくやらなければならない。今日の私は、いろんなことがうまくできなかった。バックハンドがダメだったし、ファーストサーブのポイントもたくさん失った。それに、爪先が痛かった」。

「結局のところ、この試合に勝つ資格が私にはなかった。勝てるだけのテニスをしなかったから」と反省を語った。ブシャールは2017年5月に「ムトゥア マドリード・オープン」でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を倒して以来、トップ20の選手に勝っていない。

ケベック州ウエストマウント出身のブシャールは、立ち上がりが悪かった。3度ブレークされ、第1セットの最初の5ゲームを落とした。

しかし24歳のブシャールは息を吹き返し、第1セットで2ゲームを連取した後、6-2でこのセットを失った。第2セット開始後は、最初の3ゲームをものにした。

第2セット3-0とリードしたところでブシャールはメディカルタイムアウトを要求し、爪先にできたマメの治療を行った。ブシャールによると、2カ月前からこのマメに悩まされているという。

試合が再開すると、メルテンスが次の5ゲームを連取して勝利へとひた走った。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦敗退となったブシャール

(Paul Chiasson/The Canadian Press via AP)