現地の8月7日、「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス2回戦で、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に4-6、6-2、7-…

現地の8月7日、「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス2回戦で、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に4-6、6-2、7-6(5)で勝利。試合時間は2時間34分。

ディミトロフは世界ランキング5位で、シングルスでキャリア通算8個のタイトルを獲得している。2018年、7月の「ウィンブルドン」では初戦敗退となったが、1月の「全豪オープン」ではベスト8入り。今シーズン初のタイトル獲得を目指す。対戦相手のベルダスコは世界ランキング31位で、シングルスではキャリア通算7個のタイトル獲得。2009年には自己最高の世界ランキング7位を記録している。

試合は第1セット、ディミトロフが第1ゲームでいきなりブレークを喫する。直後の第2ゲームで逆にディミトロフがブレークのチャンスを得るが活かせず。そのままリードされ、第1セットを落とした。

続く第2セットはディミトロフがブレークポイントを握られることなく進め、第4ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームでもブレークし、ディミトロフがセットを取り返した。

そして最終第3セット、第8ゲームを終え、ゲームカウント4-4の時点で雨のため中断。約2時間半後に試合が再開された。その後も互いにキープが続き、タイブレークに突入。タイブレーク6-5で迎えたディミトロフのマッチポイント、最後はディミトロフが35本のロングラリーを制して勝利。3回戦進出を決めた。

勝利したディミトロフは3回戦で、フランシス・ティアフォー(アメリカ)対ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦進出を決めたディミトロフ(2018年「ウィンブルドン」の時のもの)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)