現地の8月6日、「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会1日目。男子シングルス1回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が第10シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に6-3、6-4で勝利。試…

現地の8月6日、「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会1日目。男子シングルス1回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が第10シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に6-3、6-4で勝利。試合時間は1時間12分。

地元のラオニッチは世界ランキング29位。2016年「ウィンブルドン」で準優勝し、その年の11月には自己最高の世界ランキング3位を記録。しかし、2017年シーズンは左手の故障に悩まされ、その後は復帰と故障を繰り返している。対戦相手のゴファンは世界ランキング11位。キャリア通算4個のタイトルを獲得している。

試合は第1セット、ラオニッチが220km/hのサービスエースを決め、第1ゲームをキープ。ラオニッチは第2ゲームでラリー中に靴が脱げてしまう場面もあったが、続く第3ゲームから3ゲーム連取して4-1に。そのままリードを保ってセットを先取した。

そして第2セット、第3ゲームでブレークに成功したラオニッチが再びリードして、セットを連取。このセット、ラオニッチはブレークポイントを握られることなく、サービスエースを10本決めて勝利した。

ATP公式サイトによると、ラオニッチは試合後「私はもっと良いサービスができると思う。必ずしもサービスが非常に良かったとは思わないので、明日はいくつかの事に取り組む時間を取ろうと思う」と話した。

続けて「でも全体的に、ここトロントでの最初としてはとても良いパフォーマンスだった。そして精神的に最後まで良い状態で、自分自身をとても鍛えられた」と地元の大会での初戦を振り返った。

勝利したラオニッチは2回戦で、フランシス・ティアフォー(アメリカ)対マルコ・チェッキナート(イタリア)の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2回戦進出を決めたラオニッチ

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)