「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の男子シングルスのドロー表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で世界ランキング38位のロビン・ハッサ(オランダ)と対戦することが決まった。対戦相…

「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の男子シングルスのドロー表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で世界ランキング38位のロビン・ハッサ(オランダ)と対戦することが決まった。

対戦相手のハッサは現在31歳で、長身から繰り出すビッグサービスと、思いきりのいいグラウンドストロークの攻撃力で、時折番狂わせの主となる爆発力を持つプレーヤー。両者の過去の対戦成績は錦織の1勝0敗。ただ唯一の対戦は2011年であり、約7年ぶりの対戦となる。

錦織は今週開催の「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)では準々決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦し、6-3、1-6、4-6とフルセットの末敗れた。それでも第3セット、ゲームカウント2-5で追い込まれた場面では、積極的なネットプレーにでてラブゲームでブレークするなど最後まで諦めず戦った。試合途中には痛み止めと思われる薬を服用する場面も見られたが、「ATPマスターズ1000 トロント」に影響がないことを祈るばかりだ。

錦織はハッサに勝利した場合、2回戦で世界ランキング4位のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦することになる。デル ポトロは第3シードのため、1回戦は免除されている。

また同大会には杉田祐一(日本/三菱電機)も出場予定で、1回戦では予選勝者と試合することになる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」2回戦での錦織圭

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)